嬉しいプレゼント
ついこの間、紅葉を見に行く計画を立てたと思っていましたのに、もう12月です。時の流れが早く感じるのは私だけでしょうか?
2002年も残すところあと少しとなりましたが、今年数多くあった嬉しい出来事の中で印象に残っていることがあります。
それは私の誕生日のプレゼントに、友人が手作りのコーヒーカップとプレートを贈ってくれたことです。私も一、二度陶芸をしたことがありますが、イメージしていたものと全く違うものが出来てしまい、それ以来陶芸とは無縁になりました。
と、ただでさえ難しい陶芸ですが、その友人の話では、私の「身近に置く物は特にこだわる」性格が一番のプレッシャーだったそうです。
確かにたくさんのものが溢れているにもかかわらず、使うものはいつも決まって同じものだったりします。裏を返せば、気に入らないものは放置されてしまうということになりますが、十年来の友人ともなると性格まで熟知されていてドキッとさせられました。
頂いたカップは、とても良いものでした。両手の中におさまった感じが、初めて手にしたものとは思えないほど私の手になじみ、驚いたほどです。何より、試行錯誤しながら時間をかけて作られたということが伝わってきたのです。
今年から毎年、私の誕生日には作品を贈ってくださるそうなので、一つずつコレクションが増えてゆく楽しみができました。
これからクリスマスも控えていることですので、お互いに心に残るプレゼントを贈られ、そして贈ることができるといいですよね。
12月は師走というだけに、足早に過ぎていきそうな予感がしますが、楽しいことや嬉しいことなど日々起こる出来事を、実感しながら過ごしていきたいものです。
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